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表紙絵から 堀端の雪

週刊読売 28年2月1日号

堀端の雪 鈴木信太郎

y280201

ひと晩降り続いた雪もあがり、半蔵門から三宅坂に向かった

お堀端いっぱいに朝日がさしている。むこうには丸ノ内から

銀座のビルが頭を出している。

そのオフィスに通うサラリーマンをすしづめにして、都電はかれた柳並木

をガタゴトはしっている。堀には水どりが朝食を求めて泳いでいる。

こんな景色が一番好きだ。自分でもよくまとまったと思っている。

 

食いしんぼ汽車の旅

 

食いしんぼ

駅弁関係のプロモーションは相変わらず盛んなようですが、元祖駅弁本ともいえるのが

本書ではないでしょうか。

昭和36年 観光交通研究会 発行

小さな子が紐につながれた列車のおもちゃを引いている。あまり車の走っていなかった頃の懐かしい図です。

内容としては、はじめに駅弁の紹介がありますが、続いて名産品やおみやげなどの紹介にページを割いており総合的な資料となっております。現在では販売が中止されたものも多くて当時のことを知る好個なものとなっています。

 

 

メニュー焼山

 山登りをする人にとって、春はもっとも楽しい時であろう。

豊富な残雪により行きたいところに、自由に楽に行ける。こんな楽しいことはない。

はと号のメニューの信越国境の焼山の姿は乗客にどう映ったであろう。